
下川裕治著 「5万4千円でアジア大横断」。
この人の 12万円で世界を歩くが週刊朝日に連載されてるのを読み 大分影響を受けた。当時はアメリカに行ったことしかなかったので バスを乗り継ぎ安宿に泊まるアジアの旅は道の世界だった。
昨今若干値上がりしているものの、飛行機代は相対的に安くなり 無理に「貧乏旅行」に徹する必要はなく、物書きとしての ネタづくり、という意地悪な見方もできるが、出発すると 体にしみついたスタイルを発揮し、「胎児のような姿勢」で 狭いバスの座席で眠ってしまう。 ちなみに本書にもでてくるが、東アジアのバスは大分快適になり 台湾やマレーシアで私も体験。
インドの「平等のバス」のように「金持ちは市内バスの走り方を する長距離バスに乗ったりしないだろ」と突っ込みをいれたくなる 点もあれど、久しぶりの下川旅行記をそれなりに楽しんだ。 星をつけるとしたら3.5/5ってところか。
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